硝子食器のある暮らし

2020年2月3日

パパ・ママの声から生まれたデザイン。〜つよいこグラスかくれんぼ〜

パパ・ママの声から生まれたデザイン。〜つよいこグラスかくれんぼ〜

割れてしまうと危ないから…。そんな心配から、つい子供から遠ざけてしまいがちなガラス食器。初めて使うときはちょっとドキドキするかもしれませんが、小さな頃からグラスで飲む美味しさをぜひ体験してほしいと私たちは思っています。今回はそんな想いから生まれた製品「つよいこグラスかくれんぼ」についてご紹介したいと思います。

 

製品開発ストーリー

割れ物であるグラスは、小さな子が使うときには注意が必要です。一方で物を丁寧に扱ったり、天然素材に触れることも、子供にとって大切な経験となります。つよいこグラスは、そうした「食育」の観点から生まれた製品です。今回は「食事の時間がもっと楽しくなる食器」をテーマに、つよいこグラスシリーズの新製品を企画することになりました。では、どうしたらそんな食器ができるのでしょうか?その答え探しに協力してくれたのは、石塚硝子社員のパパさん・ママさんでした。

 

「子供が喜ぶ食器って何だろう?」「どんなデザインにしたら良いだろう?」子育て真っ最中のパパ・ママが集合し、みんなで話し合います。

「男の子も女の子も、子供は動物好きな子が多いよ!うちの子はウサギが好き。」

「動物園にいるような、わかりやすい動物だと興味を持ちやすそう。」

「普通のグラスよりも、なにかデザインにひと工夫あった方がワクワクできるよね。」

「子供の想像力を掻き立てるような、ストーリー性のあるデザインにしてみたら?」

話し合いを重ねるうちに「動物」「ワクワク感」「ストーリー性」という三つのキーワードが見えてきました。

みんなの意見を元にデザイン案を描き起こし、試行錯誤を繰り返します。

 

ママのアイデアがきっかけに

そしてデザインが生まれたきっかけは、あるママさんの一言でした。「例えば、食器の底に動物が隠れていて、食べ終わると動物が見えるようなデザインにしてはどうだろう?」「食事の過程でだんだん見え方が変わるような食器があったら、食べることが楽しくなり、完食しようという気持ちになれるのでは?」子どものことを真剣に考えるママさんの気持ちが、製品を生み出すきっかけになりました。

パパ・ママの声をカタチに…ついに製品が誕生!

こうしてパパ・ママ・作り手の思いをぎゅっと詰め込み、ついに製品が完成しました!このグラス、デザインに仕掛けがあるんです。

特徴はガラスの透明感を活かした、グラスの外側と内側で見え方が違うデザイン。グラスの中でかくれんぼをしている動物は、飲み物が入っている状態ではチラリとしか見えません。でも中身を飲み干すと…?

 

パラソルの影に隠れていたゾウが姿を現しました!グラスのあちこちにかくれんぼした動物たち。「全部食べ終わると動物さん出てくるよー」と親子でお話ししながら食事をするのも楽しいかもしれません。

 

もちろん機能面もバッチリです。つよいこグラスシリーズの製品は、子どもが持ちやすい形状・飲みやすい容量を考えて作られています。さらに強化ガラスなので通常のグラスより丈夫。コップ飲みの練習にもぴったりですよ。

おわりに

いかがでしたでしょうか。何気ないデザインにもパパ・ママの想いが込められています。アデリアのつよいこグラスシリーズでは、今後も子供の食事がもっと楽しくなるような製品を企画したいと思います。

それでは次回の更新もお楽しみに!