硝子食器のある暮らし

2019年1月10日

子供のためのグラス〜つよいこグラス〜

子供のためのグラス〜つよいこグラス〜

 

はじめてグラスを使った時のことを覚えていますか? 何歳の時だったのか、どんなグラスだったのか、はっきり覚えている方は少ないかもしれませんね。それでも私たちはグラスで飲む冷たい飲み物の美味しさをちゃんと知っています。"グラスで飲む美味しさを子供の頃から感じてもらいたい" 今回はそんな想いから生まれた「つよいこグラス」シリーズについてご紹介します。

 

つよいこグラス開発の背景

割れ物であるグラスはつい子供から遠ざけてしまいがち。子供の安全を第一に考えるのであれば当然のことかもしれません。しかし一方で、物を丁寧に扱う経験や、ガラスのような天然素材に子供の頃から触れるといった経験も、子供にとって大切です。近年注目されている食育の観点からも、小さな頃からグラスで飲む美味しさや楽しさを知ってもらいたい。「つよいこグラス」の開発はそんな想いをきっかけに始まりました。

 

子供のための工夫

一般的なグラスの多くは子供の小さな手では持ちにくく、倒したり落としたりといった事故を招きやすいものです。そこで「つよいこグラス」では、子供が扱いやすいよう様々な工夫を盛り込みました。

工夫① 持ちやすさ

つよいこグラスの特徴でもある中程がくびれた形状。この形状は子供の小さな手でもしっかりと持てるように、と考えて生まれました。

 

ボールの場合はくびれのかわりに指がかりとなる段を設けることで、持ちやすさに配慮しています。

 

工夫② 容量

飲み物をグラスの八分目あたりまで注ぐと、Sサイズで100mlほど、Mサイズで150mlほどとなり、子供が飲み切りやすいサイズに設計しています。目安としては、Sサイズは2〜3歳、Mサイズは4歳〜小学校低学年くらいにちょうど良いサイズです。

工夫③ 強化加工

ぱっと見ただけは解らないポイントとして、「つよいこグラス」には業務用食器等に使われるものと同じ強化加工を施しています。これにより通常のグラスよりも安心感が違います。

 

実際に使ってみました!

子供のための様々な工夫を盛り込んで生まれた「つよいこグラス」。実際に子供たちと一緒に使ってみました!協力してもらったのは5歳の男の子と4歳の女の子の二人。男の子は片手で、女の子は両手で、どちらの持ち方でもしっかりと持つことができていますね。

 

 

今回はデザートの盛り付けにも挑戦!耳の位置を慎重に確かめつつ、可愛いクマが完成しました。ところでデザートに使っているグラスには目と口が描かれている事にお気付きでしょうか?

 

つよいこグラスnico

じつは「つよいこグラス」シリーズには柄付きのシリーズがあるんです。その名も「つよいこグラスnico」!

 

名前の通り「にこっ」と笑ったキュートな顔が目印です。この顔を活かした盛り付けをすればおやつの時間が一層楽しくなりますよ!

 

グラス同士が見つめ合っていますね。じつは「つよいこグラスnico」は、SサイズとMサイズで見つめている向きが違うんです。並べるとなんだか仲の良いお友達みたい!SサイズとMサイズのペアセットもありますので、贈り物にもオススメです。

 

パッケージに込めた想い

 

「つよいこグラス」シリーズは子供を取り巻く環境が少しでも良いものになり、健やかに成長できることを願っています。パッケージに広島平和記念公園に届いた千羽鶴を再生し開発された紙「カラフルウイッシュ®」を使用し、平和活動に積極的に参加しています。*カラフルウイッシュ®は(株)クラウン・パッケージの登録商標です。

終わりに

いかがでしたでしょうか?「つよいこグラス」シリーズがグラスで飲むことの美味しさを知る最初のきっかけになればとても嬉しいです。それでは次回の投稿をお楽しみに!