
2025年7月4日
輝きを保つプロの技!くもったグラスをピカピカに! 〜プロ直伝!ガラスお手入れ術〜

グラスの輝きを取り戻す!プロ直伝のお手入れ術
色も形も多種多様なグラスウェアは、季節を問わず日々の食卓を彩る大切な存在です。お気に入りのグラスは、いつもピカピカに輝かせておきたいですよね。
普段のお手入れはもちろん重要ですが、特に汚れやくもりが気になる時、どうすれば良いか迷うことはありませんか?丁寧に洗ったつもりでも、すすぎや拭き方が不十分だと、いつの間にかグラスがくもったり、底に汚れがたまったりして、せっかくのグラスの美しさが損なわれることもあります。
今回は、そんな残念な経験をしてしまったグラスを、もう一度輝かせるためのプロ直伝のお手入れ法をご紹介します。このひと手間で、大切なグラスウェアの美しさを長く保つことができますよ!
1. 用意するもの

・レモン汁または酢...汚れを分解する働きがあります。
・塩(食卓塩など)...研磨剤としての効果を発揮します。
・柔らかめの歯ブラシ・柄付きのスポンジ...ガラスの表面を傷つけない、やわらかい素材のものを選びましょう。
・ふきん...麻100%など、ケバ立ちにくい素材のものがおすすめです。
・食器用洗剤
・洗い桶、バット
【POINT】
ガラス製品は傷がつきやすいため、研磨剤入りのスポンジや金属たわしの使用は避けましょう。柔らかい素材のものを選ぶのがポイントです。
2.くもり・汚れを落とすお手入れ方法

①まずは汚れを浮かせよう!つけ置き洗い
洗剤入りのぬるま湯にグラスウェアをつけ、汚れを浮き上がらせます。
お湯はグラス全体がかぶるくらいの量にし、そのまま2~3時間つけ置きしてください。

②底の頑固な汚れは柄付きスポンジで優しくオフ
手持ちタイプのスポンジでは届きにくい底の汚れは、柄付きのスポンジが大活躍!無理に押し込むと割れてしまう危険があるので、柄のついたスポンジで軽く回しながら、底の汚れを落としましょう。

③くもり・黒ずみには酢と塩のパワー!
しつこい汚れや、気になるくもりがある場合は、歯ブラシに酢かレモン汁をつけ、そのまま塩をからめ取り、黒ずみやくもりのある部分を軽く磨いてみてください。

④すすぎはぬるま湯で丁寧に、仕上げはお湯で水切れよく!
汚れが完全に落ちたら、ぬるま湯でよくすすぎます。すすぎ残しはくもりの原因になるので、丁寧にしっかりと流しましょう。最後に40℃くらいの熱さのお湯をグラス全体にかけると、水切れがよくなります。

⑤内側の水滴がなくなるまで自然乾燥!
洗い上がったグラスは、ふきんの上に伏せて自然乾燥させます。内側の水滴がなくなるまで、焦らず待ちましょう。長時間置く場合は、ホコリ防止に上から別のふきんをかけておくと安心です。

⑥外側を磨けば「キュッキュッ」と輝くピカピカグラスに!
最後に、グラスの外側だけを乾いたふきんで磨きます。グラスを包み込み、底を支えながら磨けば、見違えるようなピカピカグラスに仕上がります!
3. ガラスを洗うときに「してはいけない」こと
❌ グラス等を重ねない!
ガラス同士がくっついて抜けなくなり、破損の原因になる可能性があります。
❌ 陶磁器・金属器と一緒に洗わない!
金属や陶器と触れ合うだけで、ガラスに傷がつき、破損の原因になります。つけ置きの際は別々にしましょう。
❌ 急激な温度変化に注意!熱湯は絶対NG!
ガラスは急な温度変化に弱く、急冷・急熱は割れる原因になります。普段のスポンジ洗いも、水切り用のお湯かけも、熱湯は絶対に避けてください。
❌ 金属たわし・クレンザー・塩素系漂白剤は使わない!
研磨剤入りクレンザーや金属たわしでこすると、ガラスは傷だらけに。 傷に入り込んでしまうと大変な事に。 塩素系漂白剤はくもりの原因になるので使用しないでください。
終わりに

ガラス食器は、正しく丁寧に扱えば、いつまでも輝きを保てるアイテムです。
ADERIAでは、「毎日の食卓に寄り添う“本物の美しさ”」をお届けし、長く愛用していただきたいという想いで、ガラス製品を皆様にお届けしています。ぜひご紹介したお手入れ術を取り入れて、お気に入りのグラスウェアを大切に、長くご愛用くださいね。
「ガラスの器で楽しさあふれる食卓に」をコンセプトに、私たちは日々の食卓を彩る様々なガラス食器をお届けしています。ガラス食器を企画・販売する私たちだからこそお伝えできる、ガラス食器を永く愛用していただくための秘訣を、これからもこちらの読み物でご紹介していきたいと思います。
それでは次回の更新もお楽しみに!