突然ですが、皆さんは「昭和」と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか？「レトロ家電」「純喫茶」「駄菓子屋」・・・。実は今、一部の人たちの間では昭和レトロがトレンドとなっているそうです。今回は、昭和当時に想いを馳せて開発したシリーズ「アデリアレトロ」についてご紹介します。

アデリアレトロとは？

昭和当時、アデリアのプリントグラスが日本の食卓を彩った時代がありました。代表的な柄には、アリス、野ばな、梨などがあります。いずれも懐かしいような、ちょっとダサかわいいようなデザインが魅力的です。当時人気を誇ったアデリアプリントグラスは残念ながら昭和のうちに生産を終了してしまいました。そんなグラスウェアをリメイクし、その魅力を現在に蘇らせる。それがアデリアレトロなのです。

アデリアレトロ誕生のきっかけ

当シリーズ誕生の発端は、SNSでした。昭和に生産されたアデリアのプリントグラス。多くのレトロ好きな方々が、その写真をSNSに投稿されていました。それら昭和のプリントグラスの軌跡をたどるべく、週末の蚤の市に足を運んだり、SNSを見てみたりしました。すると、意外な姿が見えてきました。弊社のプリントグラスは、当時実際に使っていただいていたお客様だけでなく、当時を知らない若い世代のお客様にも愛されているようなのです。かつて人気を博したプリントグラスたちが今も活躍しているのは嬉しい限りです。

当時のアデリア製品を今でも愛用してくださる皆様の気持ちに後押しされ、三人の若手女性社員が立ち上がりました。
三人でああでもない、こうでもないと頭を悩ませ、皆様のプリントグラス愛にお答えできる物は何かを考えました。そして誕生したのがアデリアレトロ。当時の可愛さはそのままに、ヴィンテージ品にはないメリットを盛り込みました。さっそく、開発者こだわりのオススメポイントをご紹介いたします。

おすすめポイント①
当時に思いを馳せて新たにデザインしたレトロかわいいパッケージ・シール・しおり

当時の物はパッケージが紛失されていたり、保存状態が悪かったりすることも多いです。昭和を感じるレトロなテイストでありながら、しっかりとした箱に入っているのはアデリアレトロならでは。可愛いパッケージなのでギフトとしてもお使いいただけます。見てください、このアリスの文字！こういうところも当時のカタログやパッケージを参考に、デザイナーがこだわり抜いて新しく作りました。

マニアの間では、シールはヴィンテージ品の価値を決める重要な要素なのだそうです。そんなシールの存在を尊重し、当時のプリントグラスに実際に貼られていたものを参考に、ロゴを「アデリアレトロ」に変更して新たに作りました。

しおりはその昔、アデリアの広報誌で使われていた画像を使用したのですが、おねえさんのテンションと、何十個ものグラスを持ち上げる腕力に驚かされるツッコミどころのある内容です。

おすすめポイント②
新品なのでユーズドに抵抗のあるお客様にも安心

レトロなテイストは好きだけど、当時の物だとどういう保管のされ方をしていたのか気になる…。そんな人でも大丈夫！アデリアレトロは新品なのでどなたでも安心してお使いいただけます。

おすすめポイント③
グラス内面の隠れたロゴがワザアリの可愛さ。

外から見ても一見分からないけれど、飲み物を飲む時におっ？と気づかされる隠れロゴ。見つけた時はきっとハッピーな気持ちになるはず。昭和当時生産されたものか、アデリアレトロかを簡単に見分ける目印にもなります。

おすすめポイント④
今となっては珍しいボンボン入れ

昭和当時、家庭で使われていた卓上保存容器は「ボンボン入れ」という名前で親しまれていました。ボンボン入れはキャンディーや砂糖菓子を入れる容器なのですが、用途はお客様次第です。クリップを入れたり、コットンを入れたり。ころっとした形とレトロポップなプリントは、置いておくだけでもかわいいです。

レトロ愛深まるばかり

アデリアレトロの紹介をしてまいりましたが、この商品を開発する前と後ではレトロなものに対する見方が変わってしまいました。当時に思いを馳せながら過ごす豊かな時間。レトロ製品は見た目の可愛さだけでなく、製品が醸し出す当時の空気を楽しめるところが最大の魅力なのでは、と感じています。

アデリアレトロは、パッケージやしおりで生産当時の空気感や歴史背景を感じてもらいやすい仕様にすることを心がけました。と同時に、新品であるからこそできることにも目を向けて、今までヴィンテージ品を購入したことがないお客様にも親しみやすく感じていただけるように工夫を凝らしております。すでにレトロに目覚めている方もレトロビギナーの方も、是非アデリアレトロの魅力を感じてみてください。

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